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クロミッドで双子を妊娠する確率と原因を解説

クロミッドで双子が産まれやすくなる原因を解説

クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の副作用のひとつに双子を妊娠する確率あがることがあげられますが、なぜ、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用すると双子を妊娠する確率が高くなってしまうのでしょうか。


実際にクロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用するとどれくらいの確率で双子が生まれやすくなるのでしょうか。クロミッドと双子の関係性について解説します。


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用すると、なぜ双子が生まれる確率が高くなるのか


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用すると双子を妊娠する確率があがる原因は、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の効果により卵胞が同時に複数個成長することがあるからです。


通常、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)などを使用しない自然排卵の場合は、毎月1個の卵胞が育ち、1個の卵子が排卵されます。


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)は自然排卵が難しい人に対して使用される排卵誘発剤で、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用すると卵胞が育ちやすくなります。


ところがクロミッド(セロフェン、クロミフェン)は卵胞を育てやすくする効果はあるのですが、育ちやすくなった結果、卵胞がひとつではなく、複数個同時に成長してしまうことがよく起こるのです。


複数個同時に育ち、それが排卵されてそれぞれが精子と出会い受精をすると双子の妊娠になります。


クロミッドを服用していない自然排卵の場合でも卵胞が複数育つケースはあるのですが、クロミッドを服用する場合、自然排卵時よりも更に、薬の効果により卵胞が複数個育ちやすくなるのです。


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用すると、実際にどのくらい双子の妊娠確率が上がるのか


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)などを服用せずに自然排卵したのち、妊娠に至る場合の双子以上の多胎の妊娠確率は約1%です。


一方、クロミッドを服用した場合の双子以上の多胎の妊娠確率は約4~5%です。


多胎率の増加
自然妊娠でも1%は多胎となりますが、クロミッド(クロミフェン)による多胎率は約4-5%とされています。

参照元:排卵誘発について 恵愛病院生殖医療センター


自然排卵での妊娠の場合は約100人に1人の確率で双子が産まれ、
クロミッドを服用する場合は約100人に4,5人の確率で双子が産まれます。


この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、統計学上の数値では通常1%の双子妊娠の確率が5%になるのですから、確率としては、大幅に双子妊娠の可能性が高くなるといえます。


クロミッドを服用すると、どのくらい三つ子の妊娠確率が上がるのか


双子が生まれやすくなると聞くと、じゃあ三つ子が生まれる場合もあるのか気になる人も多いかもしれません。


クロミッドを服用して多胎妊娠をした人の96%が双子を妊娠して、残りの4%が三つ子を妊娠するというデータがあります。


クロミッドを服用した場合、双子が産まれる確率が約4~5%で、そのなかの約4%が三つ子になるということになります。


クロミフェン周期では、多胎発生率が日本人では4.5%と低値で、そのうち双胎が96%、三胎が4%と報告されております。

引用元:公益社団法人日本産婦人科医会


もう少し、簡単に言うと


双子の妊娠確率が4~5%

三つ子の妊娠確率が0.18%


ということになります。


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用した場合は、100人のうち4~5人程度の確率で双子が産まれ、1000人のうち1~2人程度の確率で三つ子が生まれることになります。


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用して三つ子が生まれる可能性はゼロではありませんが、その可能性はものすごく低い数字ですので、あまり心配しすぎる必要はないでしょう。


産まれた双子が一卵性双生児か二卵性双生児かで、不妊治療をしていたことを周りに知られてしまう心配はあるのか


クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用して双子が産まれた場合、例えば、一卵性双生児か二卵性双生児かで、不妊治療をして授かったのが周りに知られてしまう心配はあるのか不安に思う人もいるかもしれません。



  • 一卵性双生児

  • 一卵性双生児の双子の場合、卵胞から卵子が排卵された時点では卵子はひとつしかありません。その後、精子と出会い受精卵になったあとに分裂することによって一卵性双生児の双子は生まれます。


    もともとは1つの受精卵だったものが分裂することで双子になるので、一卵性双生児の双子がそっくりになることが多いのはそのためです。



  • 二卵性双生児

  • 二卵性双生児の双子の場合、別々の卵胞が同時に育ち、それぞれから卵子が排卵されます。その後、それぞれの卵子が別々の精子と出会い受精することで二卵性双生児の双子が生まれます。


    二卵性双生児の双子の場合は別々の卵子がそれぞれ精子と出会い受精するので、双子でも見た目が似ていない場合が多いのはそのためです。クロミッドを服用することで、双子が産まれやすくなる原因は、卵胞が複数個同時に育ち、卵子が複数個排卵されるからです。




    つまり理論上はクロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用して双子が産まれる場合は、二卵性双生児になる可能性が高いと言えます。


    しかし、二卵性双生児の双子だからと言ってクロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲んで生まれた、不妊治療をしていたと思われることはまずありません。


    クロミッドを服用していない自然排卵での妊娠の場合も、卵胞が複数育って二卵性双生児の双子が生まれる場合もあれば、受精卵の段階で分裂して一卵性双生児の双子が生まれる可能性もあります。


    同様に、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用して双子が産まれた場合でも、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の効果で卵胞が複数育って二卵性双生児の双子が生まれる場合もあれば、クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用しても排卵はひとつの卵子だけで、その卵子が精子と出会い受精卵になったのち、分裂して一卵性双生児の双子が産まれる場合もあるのです。


    つまり、いくらクロミッド(セロフェン、クロミフェン)服用したら双子が産まれやすくなるといっても、一卵性双生児の双子が産まれる場合もあれば二卵性双生児の双子が産まれる場合もあるので、産まれた子供が一卵性双生児の双子でも二卵性双生児の双子でも、のちに不妊治療をして授かったと知られることはないのです。


    残念ながら、世の中のごく一部の心無い人は不妊治療にネガティブな印象を持っていることもあるかもしれません。そういう人達から心無い言葉を言われるのは、本当に苦しいことです。


    それゆえに、どうしても不妊治療をしていると、周りに知られたくないという気持ちが芽生えてしまうことがあるかもしれません。


    不妊治療をするというのは、それだけ子供が欲しいという気持ち、子供への愛情が深いからこそ取り組めることなのです。

    不妊治療をするというのは、夫婦で手を取り合って歩んでいるからこそ取り組めることなのです。


    たまたま、なんらかの原因で子供が授かりにくいというだけであって、肉体的にも精神的にも苦労が伴う不妊治療を乗り越え、授かることが出来た日には、きっと生まれてくる子供はご両親のあたたかく深い愛情に包まれて幸せに思うはずです。


    不妊治療をするというのは、愛情の深さのあらわれでもあるのです。


    いつの日か当たり前のように、そのような認識が広まり、不妊治療をする人がより楽な気持ちで、前向きに不妊治療に取り組める日が訪れて欲しいと思います。


    クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を服用するときに忘れてはいけないこと


    クロミッド(セロフェン、クロミフェン)は卵胞を育てやすくして、妊娠しやすくする効果のある排卵誘発剤ですが、副作用もあります。


    多胎妊娠の確率が上がるのも副作用のひとつになりますが、妊娠したいと願う人にとっては双子を妊娠できるのは嬉しく感じるケースも少なくありません。


    自然排卵に比べるとの双子以上の多胎妊娠の確率が高まるとはいえ、その確率は5%程度なので、言い方を変えれば100人のうち95人は多胎妊娠ではないので、過度に心配する必要はないでしょう。


    むしろ、それよりも気をつけなければいけない副作用があります。


    クロミッドを服用すると妊娠しにくくなる副作用があるのです。


    矛盾しているように感じるかもしれませんが、クロミッドというのは、妊娠しやすくなる効果をもっている反面、妊娠しにくくする副作用ももっているのです。


    クロミッド(セロフェン、クロミフェン)というのは、卵胞育てて妊娠しやすくしてくれくれる効果がある薬である一方で、子宮内膜を薄くして妊娠しにくくさせてしまう副作用を持っている薬なのです。


    クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の服用を始めたら、自分で取り入れられることを少しでも取り入れ、子宮内膜が薄くなる前に妊娠を目指していくことが大切です。


    クロミッドで妊娠を目指した私には最適な葉酸サプリ選びがとても大切でした

    【30代多嚢胞性卵巣症候群の私でもクロミッドで妊娠できました】

    クロミッドを服用しなければ、排卵のチャンスが少なかった私に大切だったのは、少しでも着床の可能性を上げること。

    着床の可能性を上げるためには子宮内膜をふかふかにしておくことがとても大切です。

    子宮内膜をふかふかにするには葉酸がポイントなんですが、実は葉酸サプリには、クロミッドを飲む人にはおすすめできないものがたくさんあって間違った葉酸サプリだけは選ばないことが大切なんです。

    また、葉酸サプリは赤ちゃんの先天性異常を72%も軽減するといわれ、厚生労働省も妊娠を望む人は葉酸サプリを積極的に飲むように勧告をしているほど、大事なものなんです。

    クロミッドで妊娠できた私が大切にした葉酸サプリの選び方を公開しています。
    クロミッドで妊娠できた私が大切にした葉酸サプリの選び方はこちら(*^_^*)

    葉酸サプリは妊娠したいと思ったその日から飲み始めてあげる。
    それがママが赤ちゃんにしてあげられるやさしさでもあるんです。

    【クロミッドで妊娠できた!】多嚢胞性卵巣症候群だった私の妊活体験談を公開しています。
    クロミッドで妊娠できた私の妊活体験談はこちら(*^_^*)


    30代でもクロミッドで妊娠できた!私の妊活体験記はこちら

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