クロミッドでのタイミング回数は最低2回は必須!私は4回で妊娠で来ました
タイミング法でタイミングを合わせるときに必ず知っておきたいのが、精子と卵子の生存可能時間についてです。
精子が生存できるのは約72時間
精子が子宮の中に降り立ってから、生きていられるのはおよそ72時間と言われています。この72時間の間に卵子にめぐり合うことが出来たら、受精卵になることが出来るのです。
タイミング法というのは、この精子の生存時間の72時間と卵子の生存時間を合わせることが大切です。
卵子が生存できるのはたった24時間
精子の生存時間が72時間あるのに対して、卵子の生存時間はたったの24時間程度。排卵してから24時間以内に精子に出会えなければ、卵子は死んでしまうので、タイミング法でタイミングを合わせるときには
卵子が排卵されるよりも前に、事前に精子が子宮の中にスタンバイしていることが望ましいのです。
排卵の前日にはタイミングを一度は取っておくというのは必須
つまり必ず、排卵の前日にはタイミングを一度は取っておくというのは必須です。
また、クロミッドを服用中にタイミング法でタイミングを取る際の、やり方について、私の体験談を交えてのお話をしていきたいと思います。
クロミッドを服用して、タイミング法でタイミングをとるときは、HCG注射を打つ場合と打たない場合の2つのパターンがあります。
HCG注射とは、排卵日をコントロールするための注射
HCG注射というのは、排卵のタイミングをコントロールするための注射です。卵胞が20mm以上に育ってから、HCG注射を打つと、打ってから24時間~36時間以内に卵胞が破裂して排卵がされるようになります。
クロミッドは卵胞を育てるための薬ですが、育った卵胞を確実に排卵させるために、このHCG注射が使われることがあります。もしかしたらクロミッドを服用している場合は、HCG注射を使うケースのほうが多いかもしれません。
私はHCG注射を使用していました。
HCG注射は血管に打つものではなく、筋肉に打つ筋肉注射です。なので、打ち所によってはちょっと痛かったりもします。我慢できない程ではありませんので過度な心配はいりませんけどね。
だいたい肩とかお尻に打つことが多いようですが、私は看護士さんに毎回肩に打ってもらっていました。お尻、ちょっと恥ずかしかったので・・・(^^)
クロミッドでタイミングをとる回数はどのくらい?最低2回、出来れば4回タイミングをあわせたい
1.クロミッド服用でHCG注射ありの場合
クロミッド服用でHCG注射ありの場合は、HCG注射を打った当日と翌日は必ずタイミングを合わせておきたいです。
HCG注射を打ってから24時間~36時間以内にかなりの確率で排卵が起こるので、それよりも前に精子を子宮にとどめておくことで、卵子と出会う確率を上げていきます。
2.クロミッド服用でHCG注射なしの場合
HCG注射なしで排卵できる人の場合は、直前の医師による卵胞チェックで20mm以上になってたらいつ排卵しても良い状態です。
クロミッドを服用中は卵胞が25mm前後まで大きくなることも良くありますが、20mmから25mmまでは2日ほどで成長しますので、20mm以上になってたら一度タイミングを合わせておくといいと思います。
その後はできれば毎日、出来なくても1日おきにタイミングを取るようにすれば常に子宮の中に生きた精子が存在することになるので、いつ排卵が起きても卵子にめぐり合える可能性が高まってきます。
万一、クロミッドを処方されて、卵胞チェックを毎周期してくれない病院だったら、私だったら転院します。ただでもクロミッドを飲まなければ排卵しにくい人に対して、卵胞チェックもしてくれないとなると、、、、不安ですよね。
私の経験としては、クロミッドでタイミングを取る回数は多ければ多いほどいいと思っています。
最初のほうは1周期で1回しか取れないこともあれば、2回取れる周期もありましたが、なかなか妊娠できなくて焦れば焦るほど周期ごとにタイミングを合わせる回数は増えていきました。
最終的に妊娠することが出来た周期は4日間連続でタイミングを合わせました。
もう最後は、ムードも何もあったもんじゃなかったですが、なんか夫と二人で頑張ってみました(^^;)
私のクロミッドでのタイミング成功率は20%。5周期目で幸運にも妊娠できました
クロミッドを服用していると、妊娠確率はどのくらいになるのか服用中の方はけっこう気になると思います。
もちろん体質や不妊治療の状況によって千差万別なので一概に自分に当てはめることは出来ませんが、一般的にクロミッドでの妊娠率はおよそ25~30%と言われているようです。
妊娠率は25~30%
25~30%というのは、治療を必要としない女性の妊娠率とほぼ同じなので、クロミッドで上手に排卵に導くことが出来れば、普通の女性と同じ程度の確率で妊娠することが可能ということが言えそうです。
クロミッドは6周期位までが服用の目安といわれていて、7周期以上、服用を続けるよりは他の方法で妊娠に導いたほうが確率がよいようです。
つまりクロミッドを服用して6周期までに妊娠できなければ、排卵以外の要素で妊娠に至らない可能性も考えられるので、薬を変えたり、人工授精などに切り替えたりといった方法が取られるようです。
実際、私が通っていた病院でもクロミッドは6周期位までと言われていてその次は自己注射と呼ばれるより強い薬を使用して、不妊治療を進める予定でした。
幸運にも私は5周期目で妊娠することができましたので、4回失敗、1回成功、トータルで20%の確率で妊娠できたことになるので、ほぼ統計通りだったようです。
クロミッドで妊娠を目指した私には最適な葉酸サプリ選びがとても大切でした
【30代多嚢胞性卵巣症候群の私でもクロミッドで妊娠できました】
クロミッドを服用しなければ、排卵のチャンスが少なかった私に大切だったのは、少しでも着床の可能性を上げること。
着床の可能性を上げるためには子宮内膜をふかふかにしておくことがとても大切です。
子宮内膜をふかふかにするには葉酸がポイントなんですが、実は葉酸サプリには、クロミッドを飲む人にはおすすめできないものがたくさんあって間違った葉酸サプリだけは選ばないことが大切なんです。
また、葉酸サプリは赤ちゃんの先天性異常を72%も軽減するといわれ、厚生労働省も妊娠を望む人は葉酸サプリを積極的に飲むように勧告をしているほど、大事なものなんです。
クロミッドで妊娠できた私が大切にした葉酸サプリの選び方を公開しています。
→クロミッドで妊娠できた私が大切にした葉酸サプリの選び方はこちら(*^_^*)
葉酸サプリは妊娠したいと思ったその日から飲み始めてあげる。
それがママが赤ちゃんにしてあげられるやさしさでもあるんです。
【クロミッドで妊娠できた!】多嚢胞性卵巣症候群だった私の妊活体験談を公開しています。
→クロミッドで妊娠できた私の妊活体験談はこちら(*^_^*)